頭の位置の重要性。首への負担として関連

頭の位置の重要性。首への負担として関連

記事公開日(最終更新日)

【記事公開日】:2026年4月20日(月)  【最終更新日】:2026年4月20日(月)

【ブログ記事記入者】:カイロプラクター・整体療術師 菊池安洋

「姿勢が悪いってよく言われるんです」

整体やカイロプラクティックの施術時にお話をお聞きしていますと、このようにお答えくださる方が多いのが現状です。

姿勢・体のバランスとして頭の位置の事をお聞きしますと、例えば「骨盤の歪み」や背中の崩れとして「猫背」という状況よりも、「頭の位置」に関しては意識されている方が少ないように思います。

頭の重さもそれなりにあって、首にはその重みがかかっています。

正しい場所(適切な場所に)頭の位置が落ち着く(維持できる)ことで、首への負担としても変わってきます。

日頃から少しでも心かけて意識していただけますとうれしく思います。

頭の位置が前に出てしまっている状態とは・・・

頭の位置が前に出てしまっている状態とはどういうことなのかといいますと、立姿勢で左右どちらかより見ると分かりやすいです。

耳の位置も確認するので、髪の毛が耳にかかっている方は耳を出すようにしてくださいね。

今からお知らせする部分をチェックします。

  • 耳の穴
  • 肩(※肩峰)→「※けんぽう」と読みます。場所は以下に画像あります。

上記2点のラインが立ち姿勢で一直線に真っすぐなっているかをチェックします。

※肩(肩峰)の場所はここです。(人体模型で仰向けの状態で見た感じです)

ちょっと補足になりますが以下の4点

  • 耳の穴
  • 肩(肩峰)
  • 股関節(※大転子)・・・場所は以下に画像があります。
  • 外くるぶし

この4点を一直線上でまっすぐになっているかを確認することで、全体的な体のバランスの崩れが分かります。

※股関節(大転子)の場所はここです。(人体模型で仰向けの状態で見た感じです)

話は戻しますが、

耳の穴、そして、肩(肩峰)のラインを確認しますが、耳の部分がかなり前になってしまっている方が多い傾向です。

この状態になると、頭の重さを首が支えるわけですが、とても首に負担がかかってしまうことになり、首の痛みや肩こり等にも関連してきます。

頭の位置によって首に負担がかかるということを、あるものに例えて見ていきましょう。

あるものに例えてみると分かりやすいです

頭の位置によって首に負担がかかるということを、あるものに例えてみるとイメージがしやすいです。

① 頭が前に出ると首への負担がかかる例 その1

【例1】中身が重たい段ボール箱を受けとる時に、段ボール箱は体のどの部分で支えて持とうとしますか?

イメージしてくださいね。

宅配便で重たい箱を受けとる場合、体のどの部分でどのように箱を抱えていますか?

意識することなく、自然にそうなっていると思いますが、多分、重さのある箱は自分自身の体の前面にくっつけて前腕(肘より下の部分)で箱を支えている方が多いのではないかと思います。

そして、その時は脇を締めている状況になっていると思います。

考えることなく自然に無意識に上記のような感じの支え方になっている方が多いと思います。

脇が開いている状況だと、重さのある箱も重く感じますし、安定もしにくいです。

さらに、重さのある箱が体との距離感があればあるほど、腕(手)はしんどいですよね。

そのため、負担のかかりにくい持ち方(重さはあっても少しでも重みを感じにくい持ち方)として、このように抱えて持ち運ぶ方が多いと思います。

上記をまとめてみますと・・・

  • 重みのある箱を「頭」
  • 前腕(肘より下の部分)を「首」

として例えて考えてみるとイメージしやすいのではないかと思います。

② 頭が前に出ると首への負担がかかる例 その2

【例2】ボーリングで投球する前に立ち姿勢で構えると思いますが、その際にボールは体のどの部分にありますか?

イメージしてくださいね。

ボーリングで今から投球しますよ~という際に立ち姿勢で静止して構えますね。その時にボールは体のどの位置にあるでしょうか?

きっと、自分自身の胸の前にあって、脇も締まっている状況だと思います。

自然にそうなっていますよね。

これがボールが体との距離間があると腕や手もしんどいです。さらに脇が開いていても同様です。

もちろんボールの重みはどのように抱えて持っていても同じ重さで変化はないわけですから、体とボールとの距離感、持ち方・抱え方で重さの感じる感覚も異なるという事です。

上記をまとめてみますと・・・

  • ボーリングのボールが「頭」
  • 前腕・手の部分が「首」

として考えてみたらイメージしやすく分かりやすいと思います。

つまり、

頭の重みを首が支えているので、正しい(適切な)場所に頭が位置することで、首への負担も大きく変わってくるというわけです。

頭が前に突っ込む状態になる要因は

生活している中で頭が前の方に突っ込む状態になるのはいろいろとあります。

スマホを使用する際の下向きの姿勢

ずっと長い時間、同じ姿勢・同じ角度の状況でスマホでゲームなどをしていて首がしんどくなる方も多いのが現状だと思います。

電車に乗っている際や、どこかでの待ち時間など、よくみかける姿ですね。

パソコンを使用する際の画面と顔の距離

お仕事でパソコンの前に座っている時間が長い方も多いと思いますが、最初は椅子にしっかりと座って画面見るところから始まるんです。

ですが、視力などの状況で、画面とお顔との距離がだんだんと近づく方がおられます。

集中して画面を見たりして作業している場合も、そのような傾向があるんですね。

長時間の運転など

車での運転に関しても、状況により異なりますが、このような傾向があります。

運転中の体勢などにもよりますが、前傾姿勢も考えられます。

頭が前方に出ると体のバランスとしてどうなるか

頭が前の方に出ると、体のバランスとしてどのような感じになるのか気になりますね。

頭が前の方に出てしまうことにより、その重さを首を支えているため、首への影響はもちろんありますし、基本的にその姿勢が続くので、どんどん肩こりなどもしんどく感じやすくなります。

そして肩甲骨も肩が内側に入る事によって、本来の距離よりも遠くなります。

さらに胸の筋肉も縮こまる感じとなり、呼吸する際に、空気を吸い込む事にも影響が出て呼吸が浅くなるという場合も考えられます。

なかなか疲れがとれないという事にもつながります。

上半身が崩れることになり、体は連動していますので、下半身にも影響が出て、その他の不調(腰痛や骨盤の歪み・股関節の崩れ・その他)なども感じやすくなります。

日ごろからの意識も大切

頭の位置の状況も、日頃から意識することが大切です。

自分自身で無理なく出来る範囲でエクササイズなど行ってみるのも1つです。

簡単でどこでも出来る事として以下の内容を参考にしてください

立ち姿勢で左右の足を少し開いて安定させます。

目線はまっずぐ前方を見て、下向きの角度にならないようにしてください。

両方の手を頭の後ろに添えます。

ゆっくりと胸をひらくような感じで腕を後ろに引くイメージです。

背もたれのある椅子に座って同じように行うことも可能です。

最後にまとめ・・・

整体やカイロプラクティックの施術により、全身のバランス調整をすることで、このように頭が前に出ている状況を適切な位置へ維持できるように調整はしますが、それとともに重要なのは、皆様の普段からのチョットした意識や心掛けになります。

いくら施術でいい状況にしたとしても、やはり生活していく中で、日頃の習慣であったり崩れは出ます。

少しでも頭の位置に関して意識があるのと無いのでは、やはり異なります。

首への負担、またそれ以外の部分にも負担が軽減できるように、頭の位置も気にかけてみてくださいね。