寝違え
先日、首の痛み(寝違え)の症状で施術を受けてくださった方が続きました。
共通して言えたことが、冷却・アイシングしていなかったことです。
施術を行う前に、しっかりとそのあたりは、ご説明をして、帰ってからしていただくようにお知らせしました。
寝違えやぎっくり腰といった急性期の痛みが何らかの原因で発生してしまった場合、もちろん状況・状態にもよりますが、施術でも動かせる範囲は改善する傾向はあります。
施術を受けてくださることと併用し、冷却することがさらに回復の道のりを速めてくれます。
要は炎症を冷やすことで抑えることができるわけです。
これを今回のお一人の男性の方は、温泉に行き、かなり温まったと教えてくださいました。
その翌日に痛みがかなりきつく、何をしていても(安静にしていても) 辛すぎるということでした。
つまり炎症を鎮める事とは反対で逆にしんどくなる事をしてしまったということになります。
それだけ、こうした急性期の痛みの場合は最初の初期対応がとても重要だということになります。
まずはよくないことをしてしまったわけです。そうなると回復も遅れてきます。
歩くときも頭の動きが、ぎこちなく感じましたし、当院の入り口でスリッパを履くときも、恐る恐るという感じで首を気にしておられました。
男性の方は特に多いように感じます。こうして急性期の時にお風呂などで長く入り、温めてしまう方。
ただ、やみくもに冷やしたらいいというわけでなく、冷やし方1つでも効果は変わってきます。【めちゃ大事です】
正しい冷却方法を知りたい方は役に立ちますのでご覧くださいませ。
整形外科では痛み止めの注射を打ったんですが・・・
もう1人の女性の方は、痛くて整形外科に行き、注射を打ってもらったけど、変化がなかった・・と教えてくださいました。
過去にも何度もこうした症状(寝違え)があるようです。
職場で、この首の痛み(寝違えの症状)のことで、みなさんから、整形外科で注射を打ってもらったら私は痛みがすぐにラクになったよ!と数人の方から言われたらしいです。
そのこともあり、まずは行かれたようです。
その後、変化がなくHPで見つけて来てくださいました。
こうした状況(急性期の痛み)の時は、マッサージやほぐしたりすることをしては、個人差ありますが、余計に現在の状態よりも悪化する傾向がありますよ・・・とお知らせしました。
受ける前と受けた後、首の感じや可動域を比較してもらったら、多少まだ痛みはありますが、整体を受ける前が10としたら半分以下になった〜と教えてくれました。
首がストレートネックで湾曲が少なく、さらには片頭痛も1週間に2回ほどは必ずあって、普段は頭痛薬も持ち歩いているとのことでした。
今回は、急性の痛みでご来院でしたが、これが落ち着いても、頭痛やめまいなどは首のバランスと関係があるので、施術を受けることで、喜ばれる方がとっても多いんですよ〜ということもお知らせしました。
長いこと、頭痛もあるようなので、この機会にメンテナンスして、頭痛が改善されるといいなっと個人的に思います。
☆朝、起床時に急に痛くなって・・・という方は、ご利用のマクラも関係しているかもしれませんよ!
状態がひどくてもバキバキすることなくソフトに受けれますので、ご安心くださいませ。
<関連記事>急性期の痛みには、ぎっくり腰はもちろん多いのですが、ぎっくり背中というのもあるんですよ!
最終更新日:2021年7月29日(木)