ぎっくり腰で施術を受けられる方々からのご質問など
ぎっくり腰で施術を受けられる方々からのご質問など
ぎっくり腰に急になってしまい状態が悪い時に整体やカイロプラクティックの施術を受けられる事に迷いが出る場合があります。通常の慢性的な腰痛とは異なりますので、そのあたりも含めて皆様からお聞きする質問事項などをまとめてみました。いざという時に知っておくと役立つこともありますので参考になさってください。
【記事公開日:2026年7月14日(火)】【最終更新日:2026年7月14日(火)】
【記事記入者:カイロプラクター・整体療術師 菊池安洋】
ぎっくり腰になった時に整体・カイロプラクティックは受ける方がよいの?
気になる事ですよね。施術以外にもすごく重要な事がありますのでご覧ください。
-
今まで何ともなかったのに、つい先程、急にぎっくり腰になりました。この状況で施術は受ける方がよいですか?
-
いろんな考え方がありますが、整体やカイロプラクティックの施術としては、例えば当日にぎっくり腰になった場合で動くことがかなり厳しい状況では、冷却して炎症が少し落ち着いたところで数日後に受けてくださる方が望ましいと考えます。
なるべく早めに施術を受ける方が良いという考えとしては、簡単に言いますと、体の中で悪い状態の時間が長くならないようにという考え方です。もちろんこの考え方も正しいと思います。
早めの方が良いと言いましても、体の動作が痛みでとにかくきつく、何をするにしても厳しい場合などは、ラクな体勢で無理することなくご自宅でアイシングをして炎症を落ち着かせる方が優先順位として重要かと考えます。
いろんな考え方があります。ぎっくり腰の発生したタイミング(当日なのか・2日前なのか・数日前なのか)等、現状の痛みの状況や動きの具合などの状況からの判断になります。
施術を受けた後の痛みの状況はどんな感じかと言いますと、腰の痛みの状況など個人差がありますが、正直なところ痛みがだいぶ落ち着くという事はなかなか難しいかと考えます。(状況にもよります)
もちろん過去の経験から、予想以上に痛みが落ち着いたと感じられた方・可動域としてほとんど動きがなかった部分がそれなりの可動域が出るよう改善された方もいらっしゃいます。
しかし、やはり経験上、以前のぎっくり腰が起きる前の状態に戻るのは時間がかかりますし、それには施術に加えてしっかりとした初期対応も出来ているかという事が関係しあってきます。
-
ぎっくり腰になってしまった場合、施術を受ければどのくらいの期間で症状は落ち着きますか?
-
ぎっくり腰になってしまってからの初期対応・痛みが出てからの経過日数なども関係があります。個人差がありますので、施術を受けてからどのくらいで症状が落ち着くかというのは、その時の状況によりますのではっきりと〇日程とはお知らせすることは難しいです。
目安としましては、初期対応をしっかりとして、施術を受けて、無理がかからないようにしてくだされば、一般的には数日で痛みの状況も減少していくと考えます。
ちなみに、最初の初期対応が間違ってしまうと、より痛みが落ち着くのにも時間がかかってしまう傾向がございますのでご注意ください。
ぎっくり腰の最初の初期対応として間違っているもの
- 痛みのある部分を押したり揉んだりするマッサージするのは×
- お風呂に長く浸かって腰を温めることは×
- 冷やす時間が長すぎるのは×
-
施術と同様に初期対応が重要との事ですが、どのようにすればよいですか?
-
ぎっくり腰の初期対応ですが、炎症などを落ち着かせるため、アイシング・冷却をしての初期対応が大切です。
一般的には当日よりも翌日の方が痛みの状態はきつくなる傾向があります。個人差はあります。初期対応をしっかりとすることで、早く改善傾向に向かうようにしていきます。
施術を受けて調整する事も大切ですが、それと同様に、ぎっくり腰の場合は、下記のように初期対応をしっかりとすることも早めの改善に向けて大切なことになります。(参考になさってください)
初期対応の方法として
ビニール袋にご家庭にある氷をいくつか入れます。少し水道水を入れ、溶けかけた氷の状態にします。ビニールを結んで15分間、痛みのある個所を冷やします。その後、約3時間程は外します。その後15分間再度冷やします。その後3時間程は外します。これの繰り返しになります。
-
ぎっくり腰を過去に何度も経験しています。ぎっくり腰の一歩手前のような感じがするのですが、施術を受けてもよいですか?
-
施術前の状況確認で、慢性的な腰痛の症状がある方が、過去にぎっくり腰を経験されていて、今回の状態が「ぎっくり腰になる一歩前のような感じがあります」と教えてくださる方もおられます。
もうずっと当院に長年お越しくださっていて、いつもは慢性的な腰痛の症状で受けてくださる場合と、今回のような「ぎっくり腰になる一歩前のような感じ」という状況では、施術は受けていただく事は可能ですが、バランス調整の方法を変更する可能性が高いです。簡単に言うと、いつもと異なる方法で調整するということです。
調整が必要な部分には調整する。これには変わりはないのですが、方法が変わることもあるということです。
いつもお越しくださって施術を受けてくださっている方の場合は、普段の感じと比較が可能ですが、初めて来てくださった方は、いちばん負担のかかりにくい方法にて状況を見て調整する形となりますので、ご安心くださいませ。
-
ぎっくり腰を何度も経験しています。いつもは数日で落ち着きますが、今回はなかなか状態もよくなりません。施術を受けたいと思いますが、このような場合、施術の反応はどんな感じでしょうか?
-
ぎっくり腰も筋肉の炎症によるものと、さらには、椎間板(背骨と背骨の間のクッションの役目をしている部分)が関係しているものがあります。
椎間板が関係しているものに関しては、症状の改善にも時間が通常よりも多くかかる傾向があると言われます。
過去にぎっくり腰になってしまったということで、施術を受けられた方がおられましたが、改善の状況がいつもと異なりなかなか時間がかかっていたということもあり、整形外科で検査をされたら椎間板ヘルニアだったということもありました。
状況によっても異なりますが、なかなかそれまでは改善しなくても、その後、整体・カイロプラクティックの施術を何度か受けた後は、痛みや症状が残っていたとしても、だいぶマシになったと感じる方もおられます。
いつもと異なり、ぎっくり腰になってしまってから、それまではなかった足のしびれを感じるようになった等ということがあれば、整形外科で診てもらってからの方が安心されるかと思います。
-
ぎっくり腰になり整形外科で腰のカーブが少ない(まっすぐに近い)状況との事でした。このような状況でも施術は可能でしょうか?
-
本来、腰のカーブは前のカーブが必要になってきます。前カーブも傾斜が多すぎず、ある程度、そのカーブにより腰にかかる負担を逃しているのですが、カーブが少なくて今回のようにまっすぐに近いとなりますと、直接、腰付近に負担がかかりやすくなります。
バランスの崩れとしては、骨盤周辺の仙骨という三角の形をした骨が後方に崩れる傾向があります。もちろんそうではない方もおられます。
カイロプラクティックの施術での調整として、ブロックテクニックがあります。股関節付近の「大転子」という部分の下に挟み、その後方に崩れた部分に対して調整する事をいたします。
ぎっくり腰の症状だからといって、この部分だけを行う事ではなく、その他の症状と同様に、全体的なバランスの崩れの調整として施術をいたします。
しかし、普段慢性的な症状では行わない施術もいくつか付け加えて組み立てを行い施術していきます。無理なことはせず、動きの中で確認しながら行っていきますのでご安心くださいませ。
-
施術前はコルセット(骨盤ベルト)をしていました。施術後は症状はありますが少しマシに感じます。この状態でコルセットはしておく方がよいでしょうか?
-
ぎっくり腰になって、状態がかなりきつく、コルセット(骨盤ベルト)をしておく方が安定されてラクな場合は巻いておく方が良いかと考えます。
しかし、注意点もあるので、そのあたりは必ず覚えておいてくださいね。大切な事です。
症状の改善状況のタイミングにもよりますが、コルセットをしていないと不安なのでずっと長期にわたりコルセットを巻いていると、筋力などにも影響が出る事が考えられます。
まとめると、かなり状態の悪い時にはコルセットを巻いておく方が負担も少ないですが、落ち着いてきたら外すようにしてください。
-
ぎっくり腰の症状で施術を受ける場合、症状に関してどのような事をお伝えすればよいでしょうか?
-
以下の内容をあらかじめ簡単で大丈夫ですのでメモなどしておいていただけますと助かります。こちらの方から詳しく状況に合わせてお聞きします。
- いつから痛みが出ましたか?
- 今回の痛みは何をしていた時に出ましたか?
- どの部分の痛みがきついですか?
- 痛みは言葉で言うとどんな感じですか?(激痛・ズキッとくる感じ・腰が抜けそうな感覚など)
- どんな体勢・動作で痛みが増しますか?
- 逆にラクな姿勢はありますか?
- 今回の症状で何か湿布を貼ったり整形外科や整骨院など、どこかで診てもらったりしましたか?
- 過去にぎっくり腰の経験はありますか?
- 冷却しましたか?行った場合はどのように行いましたか?(方法や冷却した時間など)
- 整形外科で診てもらった場合は、レントゲンなどで何か言われたことはありますか?
- 足のしびれはありませんか?ある場合はどの付近がしびれたり、痛みを感じますか?
- 現在の状態は改善方向に向かっている感じですか?それとも現状維持、または、より悪くなっている感覚ですか?
最後にまとめ
ぎっくり腰になってしまった場合は、最初の初期対応がすごく重要です。その初期対応を間違えてしまうと、改善の時間などに時間がかかってしまう傾向があります。
もちろん整体・カイロプラクティックでの調整も大切です。
力仕事の時もそうなのですが、掃除機をかけている時にぎっくり腰になってしまったというお話もよくお聞きします。
せきやくしゃみをする時も同様です。
日常生活の中でも、少し注意してみてくださいね。

