腰の椎間板ヘルニアの皆様からの質問

腰の椎間板ヘルニアの皆様からの質問

整形外科で腰椎の椎間板ヘルニアと診断されて、その後、症状の改善に向けて、いろいろと対策・対応として行ってはいるものの状態がなかなか思うように落ち着いて来ないという傾向の方々たくさんおられると思います。そのため、何か改善に向けて調べてみると、整体やカイロプラクティックの施術を受けてみようかと検討される方がおられます。その場合、気になる疑問点は少なからずあります。ご参考にご覧ください。

【記事公開日:2026年5月30日(土)】・【最終更新日:2026年5月30日(土)】

【ブログ記事記入者:カイロプラクター・整体療術師 菊池安洋

腰椎椎間板ヘルニアで当院の施術受けられる方が気になる内容

※まずその前に・・・<重要です>

当院での施術は体のバランスを調整する事になります。椎間板ヘルニアと診断されてお困りの症状(腰痛足のしびれ・おしりの痛みなど)の改善に向けて全体のバランスを調整するという内容になります。部分的な施術ではございませんのでご了解くださいませ。

椎間板ヘルニアと整形外科で診断されて腰痛と足のしびれがあります。整体やカイロプラクティックではどのような施術をされますか?

結論から言いますと、当院では全体のバランス調整による施術で、現在、椎間板ヘルニアでお悩みの症状である「腰痛」・「足のしびれ」をラクに感じていただけるように施術を組み立てていきます。「ヘルニア」というのは「飛び出る」という意味であり、整体やカイロプラクティックで、その飛び出ている部分をどうにかする等ということは出来ない状況です。当院ではこの症状の方々の場合は、基本的にアクティベータという器具と、ブロックテクニックという三角形の形をしたブロックを骨盤や股関節付近に入れて調整する方法、また手技(バキバキしない方法)にて状況に合わせた方法にて行っていきます。

【補足】>>> 坐骨神経痛のページには足のしびれでお悩みの方々への施術前チェックの内容も記入しております。参考にしてください。

腰の上下の骨の間の「椎間板」の厚みが他の部分よりもだいぶ減っていると整形外科で言われました。整体やカイロプラクティックを受けることで、この厚みはどうなるのでしょうか?

整体やカイロプラクティックの施術を受けたとしましても、この「椎間板」の厚みが元に戻るとかいうことではありません。整体やカイロプラクティックの施術を受けて、椎間板ヘルニアの症状と考えられる腰痛や足のしびれ等が状態が、まだ気にはなるけど(落ち着いてきた・軽くなってきた・それほど感じなくなってきた)という事であっても、椎間板の厚みが元に戻ってきたということではないです。私自身も20代の頃に腰椎椎間板ヘルニアとレントゲン・MRIの画像から診断されました。その当時は、この整体やカイロプラクティックの仕事をしておりませんでしたが、整形外科の先生に私自身の椎間板の厚みが薄くなっている部分を診せられまして、他の部分とこれだけ厚みが異なるという説明を受けました。この厚みは今後、年齢を重ねていく中で、今よりも厚みが減る(薄くなる)可能性もありますとの事を当時、診察を受けた整形外科の医師からお聞きしたことを覚えています。

個人差はあると思いますが、腰の椎間板ヘルニアの症状の方で施術を受けられた反応、その後の状況などはどんな感じでしょうか?

この内容に関しては当院で施術をしてきた中での経験から私自身が思う事ですのでご了解ください。→ 腰の椎間板ヘルニアと整形外科で診断されて「腰痛」と「足のしびれ」の両方の症状があった場合、施術によって、腰痛よりも「足のしびれ」の症状の方が、施術後の反応として、いい方向に感じられる方が多い傾向です。(個人差はありますし、このパターンに当てはまらない方もいらっしゃいます事はご了解ください。) もちろん腰痛に関しましても反応や変化はあるかと思うのですが、足のしびれの状態の方が施術によって反応が分かりやすい傾向の方が多く感じます。今までよりも強さが弱くなった・薄らいだ感じがするという方もおられますし、頻度が少なくなったと感じられる方もいらっしゃいます。また、しびれの範囲が減っているような感覚があるというお声もお聞きします。このような反応も1回だけ受けて感じない方もおられます。さらに、足のしびれがあっても、筋力に影響が出ている方もおられれば、そうでない方もおられます。感覚(触覚・振動覚)に関しても同様です。特に最初は何度か早めの間隔(1週間に1回程度)で施術を受けてみて現状と比べて比較してみてください。

腰椎椎間板ヘルニアと診断されてから、立ち姿勢がかなり左右に曲がっていると言われました。この左右に曲がっている感じの崩れは施術で戻りますか?

これは痛みからの防御反応で「逃避性傾斜」と言われます。当院で施術を受けてくださる方の中でも、このような傾向がみられる方がおられます。最初の施術前のチェックで後方から見た感じと、施術後に同じ立ち姿勢で見た時の感じでは、すごく良い方向に変わって左右の崩れが目立ちにくい方もおられます。その一方で最初のチェックと比較して崩れが改善しているとは見た目で分かるものの、まだある程度の左右の崩れが残る方も正直なところいらっしゃいます。これも個人差ありますし、何度か施術を継続していく中で症状も落ち着いていき、左右差も目立ちにくくなる方もおられます。

※補足になりますが

【例1】しびれが左側にあり、反対側(右側)に体が逃げると症状がマシになる方もいらっしゃいます。→→→ 外側性ヘルニア。

【例2】しびれが左側にあり、同じ側(左側)に体が逃げると症状がマシになる方もいらっしゃいます。→→→ 内側性ヘルニア。

いろんなパターンがありますが、毎回施術後は改善しても、生活の中でどうしても負担がかかりやすく、次回施術時のチェックする際は、元に戻ってしまっている状態の方もおられます。痛みやしびれの状況などで個人差はありますので、そのあたりはご了解くださいませ。

腰椎椎間板ヘルニアと診断されてから、だんだん状態も悪化傾向です。特に何かリハビリなど行っているわけでもありません。この状況で整体やカイロプラクティックを受けるか迷っています。

ここ最近、整形外科で診察を受けられたのか、それとも、診察をうけられて期間がだいぶ経過しているのかによっても異なります。

どちらにしても、以前よりも悪化傾向ということでしたら、まずは優先順位として病院・整形外科で状態をしっかりと確認してもらい診てもらう方が安心されると思います。状況によっても異なりますが、悪化傾向といいましてもいろんなパターンがあります。

整体やカイロプラクティックを受けられるという場合でも、事前に整形外科で診察を受けておられれば、現在の状態もしっかりと把握されていると思います。その後、当院での施術を受けられます場合は、施術前のお話をお聞きする際も、状態が分かっておられますので、説明もされやすいと思います。現在の症状・状態で、選択肢の一つとして整体やカイロプラクティックを受けられるかどうか迷っておられる場合は、整形外科の先生にご相談くださいませ。

整形外科では手術の選択肢も言われました。その前に何か症状の改善のため出来る事があればと思い調べると、整体・カイロプラクティックの事を知りました。このような場合でも施術を受ける事は可能でしょうか?

整形外科で腰椎の椎間板ヘルニアと診断されて手術の選択肢を伝えられた方でも、その前に整体やカイロプラクティックの事を知り、施術を受けられる方は当院でもいらっしゃいました。実際に一人ではご来院するのが難しくて、ご家族の方に歩く際にサポートされてお越しになった方もおられました。歩くのもゆっくり1歩1歩という状態だったのが、以前のようにスムーズさを取り戻すまでにはなかなかいきませんでしたが、それでも施術前の状況とは歩行の面で変化が明らかに分かるようになった方はおられました。(腰痛や足のしびれ等の状態は残ったままではありましたが、しびれの強さなどには変化はありました。)

また、寝てる状態でしびれがきつく、すぐに体の向きを変えないとつらい状況の方もおられました。施術時でもうつ伏せ・上向きともに少しの時間でも、この姿勢を維持する事が出来なくて、とてもつらい方がおられました。施術時でも最初の頃は、わずかな時間少し休むという感じでしていました。しかし、何度か行っていくと、その寝ている状態での症状のあらわれ方も、今までよりは和らいで途中で少し休憩を入れてもらう回数もかなり減っていった状況もありました。どのような症状や状態でも個人差はあることはご了解ください。また、このように手術の事を言われました場合は、ご担当の先生に、施術のことをご相談いただくことも重要な事であると考えます。

症状の事でお伝えする内容がたくさんあります。どんな感じでまとめておけばよいですか?

基本的に私の方から症状について順番にお聞きしますので、以下の内容についてメモでも大丈夫ですので伝え忘れがないようにしてくださいますと助かります。

  • いつからの症状なのか
  • どの部分がどのようにつらいのか
  • 整形外科でレントゲンやMRIはいつ頃に撮られたのか
  • 腰痛の痛みの質はどんな感じなのか。(ズキンとくる。敏感に感じる痛み等)
  • 足のしびれの質はどんな感じなのか。(ジーンと感じる。ピリピリする感覚など)
  • リハビリ、注射、牽引療法、その他に何か改善のために行っていたか。
  • 現在の状況は悪化傾向・現状維持・改善傾向のどれにあてはまるか
  • しびれる範囲の確認(指先までの場合は、どの指がイチバン症状が強いか)
  • 足の感覚・筋力などはどうなのか。(かかと歩きでしにくい・つま先歩きがしにくい等も含めて)
  • 椎間板に関して何か言われたことがあるか(厚みに関して等)
  • ヘルニアの場所はMRIなど撮られてどこの部分と言われたのか(例)・・・・腰の4番と5番の間
  • その他、日常生活の中でどんな時に症状が出るか・出ないか。ラクな姿勢・しんどい姿勢など

最後にまとめ・・・

腰椎椎間板ヘルニアと診断された方々でも、その状態、症状の出方などはさまざまです。(外側性や内側性など)

腰痛だけでなく、足がしびれている症状で感覚が左右で異なる・チカラが入りにくい感じがある等、このような状態の方も多いです。整体やカイロプラクティックで出来ることは、「体のバランスを調整すること」で、現在の状況が少しでもラクになって頂けるように取り組んでまいります。