腰椎分離症・すべり症って?
腰椎すべり症における当院での施術動画の一部になります。
当院でも腰が痛くて、ご来院される方の中でも腰椎すべり症の方がいらっしゃいます。
『実は整形外科で分離症・(すべり症)って診断されたんです・・』といったことをお聞きすることがあります。
このすべり症は、脊柱の分離が原因で起こる分離すべり症と老化によるものが原因で起こるものがあるとの事です。
この分離すべり症は、腰の骨の一番下に多いと言われます。
男性では、この一番下の5番目(L5)に多くみられ、そして、女性は腰の骨の下から2番目(L4)に多いと言われます。
全体から見れば、ほぼ9割近い数字で(L5)が多いようです。
※ L5は右の模型で一番下の茶色の骨になります。L4はその1つ上です。
腰椎すべり症・腰椎分離症の症状や特長・痛みやしびれは
腰を後ろに反らせたときに、鋭い痛みを感じることが多いです。脊柱分離症だけのときは、症状も全く出ない場合もあります。
またよく似た名前でもう1つあるのですが、脊柱すべり症です。
この場合、上記と大きく異なる個所は、腰痛だけではなく、両方の下肢に神経症状・痛みやしびれを伴うということです。
椎骨が滑ってしまう事により、近くにあります坐骨神経を刺激したり圧迫してしまうために出てしまいます。
また、このすべりが大きくなってしまうと、間欠性跛行がみられます。
ちょっと難しい言葉ですが簡単にいいますと、歩行時に、ある程度時間が経過していくと痛くて歩けなくなるのですが、しばらく休み休憩すると、歩けるようになります。
そしてまた時間がしばらく経過すると、先程と同じような状態になるという特徴です。
間欠性跛行がみられるのは、その他、脊柱管狭窄症・閉塞性動脈硬化症(ASO)などかあります。
腰椎すべり症や腰椎分離症などの原因は・・・
原因としては、学生時代、中学や高校などの骨の未成熟な時期に腰椎の前弯(前へのカーブ) が大きくなり、脊柱後部に対して衝撃が加わったものと考えられます。
スポーツやクラブ活動などですごく負荷がかかってしまった状況の方が多いです。
施術では、もちろん、脊柱分離症やすべり症といったことを断定することはできません。(お医者さんではありませんので)
整形外科でレントゲンやMRIなどで調べないと分かりませんし、私たちが断定することは出来ません。
当院でも今までにこの症状でご来院された方、おられます。
初回にお話をお聞きするときに、腰痛持ちの方で、この上記の分離症・すべり症で、ご来院された方もいらっしゃいます。
とっても印象が強く残っている方は、40代男性の方でしたが、整形外科や病院で撮影したレントゲン写真をご持参してくださった方がおられました。
もちろん僕自身はお医者さんではありませんから、診断することなどは出来ません。
拝見させていただいたら、腰の4番目と5番目の並びが完全に崩れていたことを覚えています。
極端な事をいうと、だるま落としで、何個かの四角いものが不安定な状態だけど崩れずに保っているという感じだったです。
2年程、電気治療や、マッサージ、牽引なども行ってきたけど、全く変化がなく、HPで当院を見つけてくださりお越しくださったのです。
術の反応・結果として、初回から3回目くらいで足のしびれや痛みは完全になくなった!と教えて頂いて、とってもうれしかったです。
腰の痛みは、以前に比べれば緩和しているが、まだ正直しんどいという状態です。
もう、長い間、定期的に通ってくださっていますが、施術をした僕としても、本当に辛く感じていた足の痛み、そしてしびれが完全になくなったことで以前よりラクになっていただきよかったなぁ〜ッと感じています。
◆ 梨状筋症候群という言葉をお聞きになられたことはありますか?
最終更新日:2021年8月2日(月)