腰椎椎間関節症候群とは?
椎間関節にかかるストレスといわれます。
起こりやすい場所もあります。腰の4番目と5番目の間が好発部位であり、そしてその下の5番目と仙骨の間にもよくみられます。
上関節突起と下関節突起の間でおこります。
例えば腰椎5番目と仙骨の部分の椎間関節は、写真の青の部分と茶色の部分が重なってる場所になります。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが・・・
では椎間関節症候群の症状として一体どんな症状があらわれるのか気になるところですね。
特長として、大腿部外側の痛みが症状として出ますが、膝よりも下には痛みは感じません。
外側大腿皮神経の圧迫のために起こるものですので、骨盤の前傾のためのものでもあります。
腰を前にかがむと痛みは軽減傾向にあり、後ろに反らすとつらい状態です。
過剰前弯といって、腰の前のカーブの傾斜が大きい方に多いです。
若い女性でハイヒールを履いて歩いている方は、腰の前カーブが多い方が多いですね!
☆ 腰の動きや痛みの確認として、施術前のチェックする際に、ケンプテストをします。
このケンプテストというのは、施術時に腰の状態をチェックする1つの方法です。
※ 上記写真の状態ですが、分かりづらければごめんなさい。
これで、回旋と伸展(ひねって後ろに倒す様な動き)、極端にいえば、膝の裏側に手のひらを近づける動きです。
この状態で、同側の椎間関節に痛みがあれば、可能性が高いと思われます。
過剰前弯(腰の前のカーブ)が多くなる原因
先程、上記で腰のカーブの事を少し書きました。
では、この腰の前弯が多くなる原因はどんなことにあるかを見ていきます。
○ 腰椎が前方にすべり症をおこしたもの
(すべり症に関しては現在ページ作成中です) ※ 腰椎分離すべり症についてはこちらです!
○ 大腿四頭筋の緊張によって骨盤の前傾が強くなる
○仙骨底が後方に変位してしまったときなどがあります。
このような過剰前弯の方は、寝る時に上向きの場合は、布団と腰の間に手がスポッと入るとよく言われます!
最終更新日:2021年8月2日(月)